発症すると必ず死亡する恐ろしい伝染病で、人間にも伝染します。
日本では、1957年以降、狂犬病の発症例はありませんが、海外では発生がいまだにあります。
3ヶ月齢以上の犬は、年に一回予防注射を打つことが法律で義務づけられています。
■ 混合ワクチン接種
1歳以上になると、年に1回の混合ワクチンを受けることで予防効果が発揮されます。混合ワクチンの目的は治療が困難な感染症を予防することです。
はるちゃんは、6種混合ワクチンを受けています。
犬ジステンバー
ジステンバーウィルスによって感染する病気です。発熱、下痢、神経症状等が起こり、治っても腰が立たなくなるなどの運動障害や脳が冒されるなどのいろいろな後遺症に悩まされます。子犬にとって、死亡率も非常に高い恐ろしい病気です。
犬伝染性肝炎
犬アデノウイルスによって感染する病気です。嘔吐や下痢、食欲不振等が起こり、目が白く濁ることもあります。子犬では急性肝炎を起こし突然死することもある恐ろしい病気です。
犬アデノウイルス2型感染症
犬アデノウイルスによって感染する病気です。苦しそうな咳と発熱があります。発病すると肺炎や扁桃炎等の呼吸器病を起こし、長期間の治療が必要となります。
犬パラインフルエンザウイルス感染症
犬パラインフルエンザウイルスは「Kennel Cough(ケンネルコフ:犬の呼吸器症候群)」の原因の1つです。咳、鼻水などの呼吸器症状(風邪の症状)を示します。感染犬は咳などでウイルスをまきちらします。混合感染や二次感染を起こすと重篤になります。
犬パルボウイルス感染症
犬パルボウイルスが経口感染することにより発病します。激しい下痢、嘔吐を起し、食欲がなくなり衰弱していきます。また、子犬に対しては突然死を起こすこともあります。感染犬の便中には大量のウィルスが排泄され感染源となります。伝染力が強く、犬ジステンパーと並んで子犬にとって死亡率の高い恐ろしい病気です。
犬コロナウイルス感染症
コロナウイルスの感染により発病する腸炎で、非常に伝染力の強い病気です。下痢・嘔吐が起こり、パルボウイルスと混合感染すると症状がいっそう重くなります。
ワクチン接種後の注意点
・注射後2〜3日は安静にし、激しい運動やシャンプーをさけること
・普段と違った様子が見られるときは、お医者さんに連絡すること
■ フィラリア予防
蚊に刺されたときに感染する寄生虫の病気です。蚊が発生する時期に、月に一回飲み薬を飲ませることで予防できます。フィラリアは心臓と肺動脈に寄生し、心不全や肺の病気を起こし、時には突然死の原因になります。
■ パピヨンで気をつけたい病気
目瞼内反症 まぶたの縁が内側にめくれ込んでいるため、まつ毛が眼球の角膜表面を絶えず刺激し、流涙や角膜炎を起こします。ほとんどが先天的なもので、生後6ヶ月頃に確認されることが多いです。この病気の犬は、涙をたくさん出し、異物が入ったように前足で絶えず目をこすったりします。
股関節脱臼
骨盤を形成している骨のひとつである寛骨と大腿骨の骨頭とを結ぶ円靱帯が切れて大腿骨頭が寛骨の臼からはずれてしまう状態を股関節脱臼といいます。この病気の犬は、突然足を引きずって歩いたり、脱臼した足を上げて歩いたりするようになります。
進行性網膜萎縮症
外傷や炎症によって起こる後天的なものもありますが、ほとんどは先天的性で、網膜の細胞がだんだんと萎縮していき、最初は夜間の視力障害となって現れます。進行とともに、昼夜とも視力障害がおこり、最後には視力を失ってしまいます。
外耳炎
アトピーや脂漏症、食物アレルギー等が原因で耳の中がべたべたし、細菌に感染し耳がかゆくなります。慢性化すると耳道がせまくなりふさがってしますこともあります。
