◆ 外国債券の魅力
(1)金利水準
外国債券の金利はその通貨を発行している国の金利水準が反映されます。現在、米ドル、豪ドル、ニュージーランドドルなどの金利水準は円の金利水準より高く、それらの通貨建ての外国債券も円預金との比較で金利が高くなっており、この金利が外国債券の魅力といえます。
| 国名 |
10年国債の金利
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| 日 本 |
1,347% |
| アメリカ |
4,242% |
| ユーロ |
3,086% |
| カナダ |
3,898% |
| オーストラリア |
5,244% |
| ニュージーランド |
5,758% |
| 南アフリカ |
8,104% |
(2)分散投資
円建て資産のみの保有は、円安による輸入品価格の上昇や日本の信用力が低下した際に、保有資産価値の低下を招きます。外債の保有はこのような円のリスク分散を図ることができます。
(3)為替差益
外貨資産は為替変動に伴い、円換算での価値が変動します。購入後、為替相場が円安になると、円での受取額が増え、為替差益を享受することができます。
◆ 外国債券のリスク
(1)為替変動リスク
外国債券のうち外貨建て債券は、海外の通貨で取引がおこなわれます。つまり利子や償還金の受け取りの際に、海外の通貨を受け取ることになります。
しかし基本的に、取引時点の為替レートを日本円に換算して受け取ることになりますので、適用される為替レートに左右されます。そのため為替変動によるリスクが発生することもあります。このことを為替リスクといいます。円貨建て債券の場合は、為替リスクは発生しません。
為替相場が円高になると、円での受取額が減り、損失がでてしまう可能性があります。
そのため、投資元本を割り込むこともあります。
(2)発行者の信用リスク
債券は、発行体が利払いや償還をおこなってくれるかどうか将来にならないとわかりません。
つまり、発行者の経営、財務状況の変化およびそれらに対する外部評価の変化などにより、元本や利息の支払い能力(信用度)が変化し、投資元本を割り込むことがあります。このことを信用リスク(デフォルトリスク)といいます。
信用リスクは、格付機関が発表する格付けを参考にすることができます。
(3) 価格変動リスク
途中売却の場合、売却時の債券市況の変動により、投資元本を割り込むことがあります。
(4) 金利変動リスク
金利の上昇等による債券価格の下落により、投資元本を割り込むことがあります。
(5)流動性リスク
流動性の問題から、売却希望後直ちに売却換金することが困難な場合や売却価格に悪影響が及ぶ場合があります。
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